LPIC-3 仮想化・コンテナ化仮想化の原理・CPU・移行と整合性オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆

x86-64のLinuxホストで、Linuxとは異なるWindowsゲストのカーネルを起動して運用したい。ハードウェアとゲストOSは選定する仮想化基盤に対応しており、アプリ互換レイヤーは使わない。通常のLinuxコンテナーとの違いを踏まえ、適切な方式はどれか。

A
ゲスト用の仮想ハードウェアを提供し、別のゲストカーネルを起動する完全仮想化VMを使う★ 正解

完全仮想化ではゲストOSが使う機械のモデルを提供し、ホストと異なるゲストカーネルを実行できます。対応するCPU・OS等の条件は必要です。

B
通常のLinuxコンテナーのrootfsをWindowsのファイルへ置き換えれば、ホストカーネルも自動でWindowsになる

通常のLinuxコンテナーはホストのLinuxカーネルを共有します。ユーザー空間のファイルを変えても別OSのカーネルへは変わりません。

C
PID namespaceだけを分離すれば、Linuxホスト上でWindowsカーネルの命令をすべて実行できる

PID namespaceはプロセスID等の見え方を分離するもので、別OSカーネルの実行基盤を提供しません。

D
cgroupのメモリ上限を増やせば、ゲスト用カーネルは不要になる

cgroupの上限は資源制御です。異なるゲストOSを実行するための仮想ハードウェアやカーネルの代替にはなりません。

解説

VMとコンテナーはカーネルの扱いが異なります。異なるゲストカーネルが必要な条件では、対応する完全仮想化等の基盤を使い、通常のLinuxコンテナーによるユーザー空間の分離だけでは満たせません。

根拠資料・確認情報

対応範囲:LPIC3 305-300 v3.0

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28