LPIC-2ファイル共有・クライアント管理オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆
Linux NFSサーバーが、許可したクライアントへsec=sysで共有を提供している。root_squashを有効にしたとき、クライアントからUID 0で来る要求をどう扱うか。anonuid等の変更はない。
A
クライアントの全利用者を、指定に関係なくサーバーのrootへ変換する
権限をrootへ引き上げる機能ではありません。UID 0等を匿名IDへ落とす方向の処理です。
B
UID 0等の要求を匿名のIDへマップする。これだけでクライアントが申告する全UIDの本人性まで保証するわけではない★ 正解
root由来の権限を匿名へ写す処理です。sec=sysでのUID申告への信頼や、他の権限設定は別に評価します。
C
共有内の全通信をTLSで暗号化する
root_squashは認証情報のマッピングです。通信を暗号化する設定ではありません。
D
サーバーのrootパスワードをクライアントへ配り、同じroot権限にそろえる
パスワード共有の仕組みではなく、クライアントrootの扱いを制限する設定です。
解説
root_squashはクライアントのroot権限がそのままサーバーへ及ぶことを抑えるIDマッピングです。全要求を匿名化するall_squash、通信暗号化、強い利用者認証とは別です。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 202-450(Objectives v4.5)
資料確認日:2026-10-28
同じレッスンの問題
問題 2
Samba 4の通常のファイル共有で、valid users=@accounting、read only=yesとした。guest、write list等の例外、force user等の変更はない。accounting所属ユーザーaliceには基盤のUNIX権限で読書きがある。aliceがSMB経由でファイルを新規作成しようとした場合の説明はどれか。
問題 3
LPIC-2 v4.5の範囲にあるISC DHCP dhcpd.conf形式を読む。クライアントMACは00:11:22:33:44:55で、接続先192.0.2.0/24の192.0.2.50を固定割当てしたい。このIPは動的プールや他の予約と重複しない。該当するhost宣言はどれか。新規本番導入の推奨を問うものではない。
問題 4
Linux-PAMのauthスタックが、順にrequiredのモジュールM1、sufficientのモジュールM2だけからなる。両方が実行され、M1は認証失敗、M2は認証成功を返した。例外的な制御式やresetはない。このauthスタックの最終結果はどれか。