応用情報技術者TLS・名前解決とネットワーク防御の設計オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
HTTPSクライアントがapi.prod.example.comへ接続する。提示された証明書は信頼するCAの有効な署名・有効期間を持つが、DNS-IDはsubjectAltNameの*.example.comだけである。RFC 9525のワイルドカードによるサービス名照合を使い、別の一致する識別子はない。この証明書をどう扱うべきか。
A
サービス名が一致しないので拒否し、api.prod.example.com等に一致する証明書を用意する★ 正解
ワイルドカードは左端の1ラベルに一致します。api.prodは2ラベルなので、指定されたDNS-IDでは一致しません。
B
*.example.comは左側の任意個数のラベルに一致するため受け入れる
このワイルドカードは例えばapi.example.comには一致しますが、api.prod.example.comの複数ラベルには一致しません。
C
CA署名が有効なら、接続先名を照合せず必ず受け入れる
信頼チェーンの検証と接続予定サービス名の一致は別の検証です。片方だけでは接続先の同一性を確認できません。
D
クライアントで名前照合を永久に無効化し、暗号化だけを確認する
名前照合を無効化すると、別サービス向けの有効な証明書で接続先を取り違える危険が残ります。
解説
証明書の署名が有効でも、予定したサービスの証明書とは限りません。RFC 9525のDNSワイルドカードは左端の単一ラベルを置き換えるため、本問は名前不一致です。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験
資料確認日:2026-10-28
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