応用情報技術者TLS・名前解決とネットワーク防御の設計オリジナル・公式資料照合難易度★★★★☆
端末から外部DNSリゾルバーへの問い合わせをDoHにした。HTTPSの相手認証は正しいが、リゾルバー自体を無条件には信頼できない。対象ゾーンはDNSSEC署名済みで信頼アンカーからの検証が可能である。DoHとDNSSECの役割を区別した説明はどれか。
A
DoHを使えば、リゾルバーも問い合わせた名前を知ることができない
DoHの終端であるリゾルバーは問い合わせを処理するため、その内容を知り得ます。経路の暗号化とは異なります。
B
DNSSECを使えば、DNSの問い合わせ内容は暗号化されリゾルバーからも隠れる
DNSSECは署名等によるデータ認証・完全性の仕組みで、問い合わせ内容を秘匿する暗号化ではありません。
C
HTTPS相手の証明書が有効なら、その相手の返すDNSデータの出所も必ず正しい
TLSの相手認証は接続先リゾルバーの確認です。悪意あるリゾルバーが正しいDNSデータを返すことまで保証しません。
D
DoHは端末とリゾルバー間の経路を保護し、DNSデータの出所・完全性は端末側のDNSSEC検証等で別に確認する★ 正解
暗号化された転送経路と、署名されたDNSデータの検証を分離します。リゾルバー自身を信頼しない条件ではローカル検証等が必要です。
解説
DoHとDNSSECは保護対象が異なります。DoHだけで応答の出所を保証せず、DNSSECだけで問い合わせを秘匿しません。DNSSEC未署名の名前にも同じ検証保証が得られるとは扱いません。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験
資料確認日:2026-10-28
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