簿記2級連結の期間帰属と非支配持分オリジナル・公式資料照合難易度
P社はS社への売掛金100万円に対し、個別決算で貸倒引当金2万円を当期に設定した。連結では売掛金と買掛金を相殺消去する。他の事情がないとき、この引当金について必要な処理はどれか。 消費税は考慮しない。
A
引当金を2万円増やす
消去される内部債権への引当金をさらに積み増さない。
B
債権だけ消し、引当金は必ず残す
対象債権のない評価勘定を連結上残してしまう。
C
配当金2万円として処理する
債権評価に関する費用の取消しであり、株主への利益分配ではない。
D
貸倒引当金2万円と当期の繰入費用2万円を取り消す★ 正解
内部債権自体を連結上消去するため、それに対する貸倒引当金も消去し、当期の貸倒引当金繰入による費用を取り消す。グループ外への回収リスクに対する引当ではない。
解説
内部債権自体を連結上消去するため、それに対する貸倒引当金も消去し、当期の貸倒引当金繰入による費用を取り消す。グループ外への回収リスクに対する引当ではない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度日商簿記(2022年版出題区分に対応する基本学習)
資料確認日:2026-11-02
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同じレッスンの問題
問題 1
P社はS社の議決権80%を所有して支配している。当期のS社外部売上高は500万円で、内部売上はない。S社を全部連結するとき、S社から連結売上高へ取り込む額はいくらか。 消費税は考慮しない。
問題 2
P社はS社を80%所有する。S社がP社へ原価80万円の商品を100万円で販売し、全量がP社の期末在庫に残った。税効果等を無視し、この未実現利益消去により非支配株主に帰属する当期利益はいくら減少するか。 消費税は考慮しない。
問題 3
P社からS社への商品販売により、前期末の連結で未実現利益12万円を消去した。その商品は当期に全て外部へ販売された。当期の連結売上原価に対して、この前期末未実現利益の実現が与える影響はどれか。税効果は無視する。 消費税は考慮しない。
問題 4
取得時のれん100万円を5年間の定額法で償却している。取得から丸2年が経過した当期首に、過年度の連結処理を開始仕訳で引き継ぐ。過年度のれん償却に対応して、期首利益剰余金を減らす累計額はいくらか。税効果は考えない。 消費税は考慮しない。