LPIC-3 仮想化・コンテナ化コンテナーの分離とリソース制御オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
Linuxホストの管理者が、ホストPID 4321のコンテナープロセスと同じnetwork namespace内でインタフェース情報だけを調べたい。必要な権限はあり、PIDは有効である。ほかのnamespaceへ入る指定はせず、適切な操作はどれか。
A
nsenter --target 4321 --net ip addressを実行する★ 正解
--targetのプロセスのnetwork namespaceへ入り、その中でip addressを実行します。指定していないnamespaceまで同じになるわけではありません。
B
ホストでip addressを実行すれば、分離した全network namespaceの状態も必ず一括表示される
ipは通常、呼出し元のnetwork namespaceを扱います。別のnamespaceが自動的に全部表示されるわけではありません。
C
対象プロセスのCPU quotaを増やせば、network namespaceへ移動できる
CPU帯域の制御はcgroup等の資源管理で、namespaceへ入る操作ではありません。
D
対象のrootfsディレクトリへcdすれば、プロセスのネットワークも切り替わる
カレントディレクトリとnamespaceの所属は別です。cdだけでネットワークの見え方は変わりません。
解説
namespaceの種類と、調査コマンドをどのnamespaceで実行するかを区別します。nsenter --netはネットワークに限定した指定で、PIDやmountの分離を一括解除するコマンドではありません。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC3 305-300 v3.0
資料確認日:2026-10-28
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