LPIC-3 仮想化・コンテナ化libvirtとディスクイメージの運用オリジナル・公式資料照合難易度★★★★☆
管理者はqemu:///systemに接続すると既存VMを確認できる。一般ユーザーはqemu:///sessionへ接続し、virsh list --allを実行してもそのVMが見えない。同じホストでどちらの接続自体も正常である。最初に確認すべき点はどれか。
A
list --allで見えないので、既存VMのディスクは必ず削除された
別の管理接続から一覧が見えないだけで、ディスクや定義の削除は断定できません。
B
接続URIが異なる管理インスタンスを指している。必要な権限の下で、対象VMのあるqemu:///systemへ明示的に接続する★ 正解
systemとsessionはシステム側とユーザー側の管理を区別します。どの接続へ登録したVMかを確認します。
C
qemu:///sessionとqemu:///systemは常に同じドメイン一覧を返すので、表示だけを無視する
同一ホストでも両URIが同じ管理領域とは限りません。デフォルトURIの違いも確認が必要です。
D
URIを変えずに同じ名前の空ディスクを作り、元のVMへ上書きする
対象を確認せず新しいディスクで置き換える操作は、原因調査にならずデータ損失の危険があります。
解説
libvirtの接続先はホスト名だけでなくURIによっても変わります。対象ドライバー・system/session・権限をそろえてから、VMの存在や状態を判断します。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC3 305-300 v3.0
資料確認日:2026-10-28
同じレッスンの問題
問題 1
libvirtで新しいVMのXML定義vm01.xmlを、停止後も残る永続ドメインとして登録したい。定義時には起動せず、あとで明示的にstartする。XML内のドメイン名はvm01で、既存の同名定義はない。適切な組合せはどれか。
問題 3
停止済みVMのoverlay.qcow2は、base.qcow2をbacking fileとして参照する。両ファイルは安定しており、他プロセスによる書込みもない。別ホストへ、元baseに依存しない現在内容のqcow2を一つ作りたい。適切なのはどれか。
問題 4
停止済みVMのdisk.qcow2内の設定ファイルを、VMを起動せず読取り専用で確認したい。libguestfsが対象OSのファイルシステムを検査でき、マウント先/mnt/guestも用意済みである。適切な操作はどれか。