LPIC-3 仮想化・コンテナ化Dockerとコンテナー運用基盤オリジナル・公式資料照合難易度★★★★☆
Helmでreplicas=3のDeploymentをKubernetesへ導入した後、HelmのCLIは終了した。稼働Podが1個削除されたが、クラスタのcontrollerとschedulerは正常で、容量・イメージ取得・権限等にも問題がない。希望する3個へ戻す責務の説明はどれか。
A
HelmのCLIを常駐させなければ、DeploymentはPodの不足を扱えない
Helmはチャートを使った導入・更新等のツールです。導入済みDeploymentの維持にCLIの常駐を要求しません。
B
Docker ComposeがKubernetesのDeploymentを直接監視してPodを補充する
ComposeとKubernetesのcontrollerは別です。ComposeがこのDeploymentの希望台数を監視するわけではありません。
C
OCI Image Specificationが、クラスタのどのノードへPodを配置するか決める
イメージの形式と、クラスタでの配置の決定は別の役割です。
D
Deploymentに対応するcontroller群が不足を補うPodを作り、schedulerが配置先を決める。Helmの常駐は不要である★ 正解
Kubernetesの継続的な調整とスケジューリングが希望状態へ近づけます。Helmで導入したリソースでもこの責務は同じです。
解説
パッケージとして構成を導入するHelmと、稼働中の希望状態を維持するKubernetesを区別します。DeploymentとReplicaSetのcontroller、scheduler、ノード側の実行が分担します。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC3 305-300 v3.0
資料確認日:2026-10-28
同じレッスンの問題
問題 1
Dockerで、名前付きvolume appdataを/var/lib/appへマウントしてコンテナーを実行し、その配下だけへ業務データを書いた。あとでコンテナーだけを削除し、volume削除・pruneは行わない。同じvolumeを新コンテナーへ付ける場合、正しい説明はどれか。
問題 2
BuildKit対応のDockerビルドで、非公開パッケージを取得する短期トークンが必要である。トークンを最終イメージ・レイヤー・ビルドログへ残したくない。適切な方針はどれか。
問題 3
Docker Swarmにはmanagerが3台あり、worker上の既存taskは稼働中である。manager同士の通信は正常だったが、そのうち2台が停止して復旧していない。残り1台だけで新しいサービス変更を確定できるか。故障した2台をforce-new-cluster等で置き換える操作は行わない。