LPIC-2ホスト・接続サービスのセキュリティオリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
LinuxのOpenVPNサーバーはtun側10.8.0.0/24と社内LAN側10.20.0.0/24を中継する。トンネル認証・両方向の経路・必要なFORWARD許可は正常で、サーバーからLANへも接続できる。しかしVPNクライアントからLANへ転送されず、net.ipv4.ip_forward=0だった。この構成で必要な設定はどれか。
A
認めた中継用途に合わせてIPv4 forwardingを有効にし、永続化と既存フィルターの妥当性を検証する★ 正解
この用途のカーネル転送を有効化する対応です。許可範囲を保ったまま、再起動後の値も検証します。
B
トンネルが確立すればip_forward=0でも任意のIPv4中継が行われるので、設定は無関係である
VPN終端としての受信と、他ネットワークへルーティングする機能を混同しています。
C
VPNの暗号方式だけを変えれば、LinuxのIP転送設定も自動で1になる
暗号方式の選択はトンネル内の保護等の設定です。OSのIP forwardingを自動で変えるという条件はありません。
D
外部のDNS TTLだけを変更すれば、IPアドレス指定のLAN転送が始まる
本問は経路とIP転送の切り分けで、DNSのキャッシュ寿命はその転送を有効にする機能ではありません。
解説
トンネルの確立と、サーバーが別インタフェースへIPパケットを転送することは別です。ルーターとして使う構成では、転送の許可と必要な経路・フィルターを組み合わせます。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 202-450(Objectives v4.5)
資料確認日:2026-10-28
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