LPIC-2ネットワーク診断とシステム保守オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
対象サーバーの既知のIPアドレスを指定すると必要なサービスへ接続できるが、同じサーバー名では名前解決エラーになる。設定済みDNSリゾルバーへのdigもタイムアウトする。切り分けの次の作業はどれか。
A
アプリのパスワードだけを変更し、DNSリゾルバーの到達性は調べない
アプリの認証より前の名前解決で失敗しています。パスワード変更はリゾルバーのタイムアウトを解消しません。
B
名前解決が失敗したので、IP指定で成功している経路も存在しないと判断する
IP指定で必要なサービスへ接続できるため、その経路の存在は確認できています。名前解決の失敗と区別します。
C
リゾルバーの設定・到達性とDNSサービスを確認し、名前解決部分を直接検証する★ 正解
示された観測に直接対応する調査です。解決先のレコードだけでなく、問い合わせ先のDNSへ届くかも確認します。
D
ローカルのCPU周波数を上げれば、存在するDNSタイムアウトを解消できると考える
CPU周波数だけから、設定されたDNSサーバーの不達を解決することはできません。
解説
IP到達性と名前解決の動作を分けます。本問はDNS問い合わせ自体のタイムアウトが手掛かりであり、リゾルバー設定や経路・フィルター・サービスを確認します。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 201-450(Objectives v4.5)
資料確認日:2026-10-28
同じレッスンの問題
問題 1
同じIPv4ルーティングテーブルに次の経路がある。ポリシールーティングや到達不能なゲートウェイは考えない。宛先10.20.5.6に使うゲートウェイはどれか。
default via 192.0.2.1 dev eth0
10.0.0.0/8 via 192.0.2.2 dev eth0
10.20.0.0/16 via 192.0.2.3 dev eth0
問題 2
サーバー内からはAPIへ接続できるが、別ホストからは接続できない。ss -lntの対象行はLISTEN ... 127.0.0.1:8443 ...で、外部経路とTCP 8443のファイアウォール許可は確認済みである。まず見直す設定はどれか。
問題 4
GNU tarの同じlisted-incremental系統で、月曜のレベル0バックアップ、火曜の増分、続いて水曜の増分を取得した。全アーカイブは正常で、水曜時点へ空の復元先を戻したい。正しい適用順はどれか。
問題 5
GNU makeで次の依存関係を使う。program、main.o、io.oは既にあり、api.hだけを両オブジェクトより新しく更新した。レシピは通常どおりコンパイル・リンクを行う。他の変更はない。make programで再作成されるものはどれか。
program: main.o io.o
main.o: main.c api.h
io.o: io.c api.h