LPIC-3 仮想化・コンテナ化コンテナ・初期構成の切分けオリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
Linux上のDocker Engine 28.0以降で、通常のNAT bridgeを使う。コンテナ内アプリは0.0.0.0:80で待ち受け、docker psのPortsは127.0.0.1:8080->80/tcpである。ホスト自身のcurl http://127.0.0.1:8080は成功するが、別ホストから公開IP:8080へは接続できない。追加のproxy・direct routing・ポート転送はない。まず確認する設定上の理由はどれか。
A
コンテナ内の0.0.0.0待受けは、ホストの全公開IPにも自動的に8080を開く
コンテナ内の待受けと、Dockerによるホスト側公開バインドは別の設定です。
B
ホスト側の公開バインドがloopbackに限定されている★ 正解
127.0.0.1:8080の127.0.0.1はホストの公開先アドレスを指定しています。
C
80/tcpと表示されるので、別ホストも公開IPの80番へ接続する必要がある
8080がホスト側、80がコンテナ側です。ホスト80を公開したという表示ではありません。
D
Docker Engineはbridgeコンテナのポート公開を一切サポートしない
提示されたホストcurlの成功とも異なり、bridgeでもポート公開は使えます。公開先アドレスが限定されています。
解説
公開先のホストアドレスが127.0.0.1なので、通常のこの構成ではDockerホスト自身向けの公開です。コンテナ内の0.0.0.0は別の名前空間の待受けであり、ホストの全外部アドレスへ公開する指定とは異なります。外部公開する場合は認証・firewall等も含めて必要な範囲を設計します。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC3 305-300 v3.0
資料確認日:2026-10-29
同じレッスンの問題
問題 1
cgroup v2のコンテナで、memory.maxは268435456である。memory.eventsのoom_killが前回0から今回1へ増えた。これだけから言える内容として正しいものはどれか。1MiB=1,048,576byteとする。親cgroupやホスト全体のOOMの記録はまだ調べていない。
memory.max: 268435456
memory.events: ... oom_kill 1 ...
問題 3
cloud-initを使う新規VMで、SSHには接続できるようになったが、cloud-init statusはrunningだった。ユーザーデータにはpackagesとruncmdがあり、その処理が終わった後にアプリの検証へ進みたい。cloud-initが無効化されていない現行CLIで、待機と結果確認に使う操作として適切なのはどれか。
問題 4
Vagrantで次のsynced_folderを使う。起動時の初回rsyncは正常終了した。その後、ゲスト内の/srv/share/result.txtだけを変更したが、ホストの./data/result.txtは変わらない。rsync-auto等の別処理は動かしていない。正しい説明はどれか。
config.vm.synced_folder "./data", "/srv/share", type: "rsync"