基本情報技術者インターネット通信の安全性オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆

状態追跡型ファイアウォールは、内部PCのTCP送信元ポート51000番から、外部WebサーバーのTCP 443番への新規接続を許可し、外部からの新規接続は拒否する。追跡中の許可済み接続に属する戻りのパケットは許可する設定である。説明として正しいのはどれか。

A
接続状態との対応を確認して応答を通せるので、すべての外部からの新規接続を開放する必要はない★ 正解

許可して開始した通信の状態を記録し、その応答を認める仕組みです。任意の外部発接続を一律に許す必要はありません。

B
外部の送信元ポートが443番なら、対応する接続がなくても同じ状態として扱う

送信元ポート番号だけでは既存接続との対応を証明できません。接続状態やアドレス等の情報も照合します。

C
Webサーバーからの応答も宛先443番なので、外部から内部宛ての443番だけを開放すればよい

応答の宛先は内部PCが使った51000番です。Webサーバーの待受けポート443番と、応答の宛先ポートを取り違えています。

D
接続状態の追跡によって、TLS暗号文の復号とWebアプリのSQLインジェクション対策まで代行できる

接続の状態追跡と、TLSの復号・アプリケーションの入力処理は別の機能です。状態追跡だけでSQLの組立てを安全にできません。

解説

状態追跡は、パケットを既存の通信状態と対応付けて制御します。戻りの通信を認めることと、外部発の任意の新規接続を許すことを区別します。状態追跡だけでアプリの安全性が保証されるわけではありません。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度 基本情報技術者試験 科目A・B

資料確認日:2026-10-28

同じレッスンの問題

アプリで毎日学習しよう

ゲーミフィケーションで 基本情報技術者 合格を目指す。無料・課金なし。

更新: 2026/10/28