基本情報技術者インターネット通信の安全性オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆

HTTPSクライアントがhttps://pay.exampleへ接続した。証明書の署名チェーンと有効期間は正しいが、subjectAltNameのDNS名はshop.exampleだけで、pay.exampleに一致する識別子はない。接続先の識別を検証する処理として適切なのはどれか。

A
信頼済みCAの署名があるので、接続先の名前は確認せず受け入れる

CAが署名した証明書であることだけでは、pay.example用の証明書だとは確認できません。接続先識別子の照合が必要です。

B
shop.exampleとpay.exampleは同じexample配下なので、同じサービス名として受け入れる

同じ親ドメインの配下でもホスト名は異なります。別名やワイルドカード等の一致する識別子がない本問では受け入れません。

C
要求したサービス名と証明書の識別子が一致しないので検証を失敗させる★ 正解

照合対象はクライアントが要求したpay.exampleです。提示された識別子が一致しないためサービス識別の検証は失敗します。

D
名前照合の代わりに、クライアントがSNIでpay.exampleと送ったことだけを確認する

SNIで希望するサーバー名を送ることと、相手が提示した証明書の識別子を検証することは別です。SNIの送信だけで本人性は確定しません。

解説

署名チェーンの検証と、接続したいサービスの名前の検証は別の条件です。有効な証明書でも別のホスト向けなら、要求した相手だと確認できません。名前の不一致を検証無効化で回避しません。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度 基本情報技術者試験 科目A・B

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28