基本情報技術者メモリ階層とI/Oの基礎オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆

TLBで仮想アドレスから物理アドレスへの対応を調べる時間は10ns、主記憶アクセスは1回100nsとする。TLB命中率は95%。命中時はTLB照合後にデータを1回読む。ミス時は照合後に1段のページ表を主記憶から1回読み、その後データを1回読む。処理の重なり、他のキャッシュ、ページフォールトはない。平均所要時間はどれか。

A
105ns

TLB照合10nsを全アクセスで計上していません。主記憶の平均105nsへ照合時間も加えます。

B
110ns

全てTLBに命中する場合の10+100です。5%のミスによるページ表参照の追加時間が抜けています。

C
210ns

全てミスする場合の10+100+100です。命中95%の条件を反映していません。

D
115ns★ 正解

命中110nsとミス210nsを確率で重み付けすると104.5+10.5=115nsです。

解説

TLBはアドレス変換の対応をキャッシュします。このモデルでは命中時110ns、ミス時210nsなので、0.95×110+0.05×210=115nsです。TLBミスをページフォールトやディスク読込みと同一視しません。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度 基本情報技術者試験 科目A・B

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28