基本情報技術者メモリ階層とI/Oの基礎オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆

Linuxで、あるアドレスへのアクセスによりページフォールトが起きた。必要なページはディスクから読み込まずに用意でき、カーネルが対応付けを更新して処理を再開した。この事象について正しいのはどれか。

A
ページフォールトという名前なので、ディスク読込みが必ず発生したと断定する

ページフォールトの解決に必ずストレージの読込みが必要とは限りません。本問ではディスクから読まない条件が明示されています。

B
ページフォールトでもディスクI/Oを伴わず処理できる場合があり、必ず重大なプログラム障害を意味するわけではない★ 正解

必要なページや対応付けをメモリ上で用意できる場合があります。名称だけでディスクI/Oや異常終了を断定しません。

C
ページフォールトは回復不能な不正アクセスと同義なので、再開できた場合もプログラム異常と分類する

ページ管理の一部として解決し、続行できるものもあります。回復不能な不正アクセスだけを指す言葉ではありません。

D
ディスクI/Oがないので、CPUはこの仮想アドレスを物理アドレスへ変換せずに使ったと判断する

ディスクI/Oの要否と、仮想アドレスの変換は別です。メモリ上の対応付けを整えた後もアドレス変換を使います。

解説

LinuxはI/Oを要しないminor faultと、読込み等を要するmajor faultを区別します。ページフォールトはメモリ管理の通常の処理として解決できることもあり、無効アクセスが回復不能となる場合とは区別します。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度 基本情報技術者試験 科目A・B

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28