応用情報技術者ブラウザ・セッションとAPIの防御オリジナル・公式資料照合難易度★★★★☆

OIDCを使うSPAのclient_idはspa-client、別の業務APIの識別子はorders-apiである。APIはRFC 9068形式のJWTアクセストークンを受け入れる設計である。SPA向けIDトークン(aud=spa-client)がAPIへ送られ、署名・発行者・期限は正しい。APIの判断はどれか。

A
IDトークンの用途とaudはAPI用と一致しないため拒否し、orders-api向けの適切なアクセストークンを要求する★ 正解

IDトークンはクライアントに対する認証結果で、API向けアクセストークンとは用途が異なります。対象APIのaud等を検証します。

B
同じ発行者の署名が正しければ、どのaudのJWTでも受け入れる

正しい署名でも別の受信者向けのトークンかもしれません。発行者だけでなく用途・aud等を確認する必要があります。

C
IDトークンは常にアクセストークンより強いので、APIの認可もすべて省く

トークン種別を強弱で置き換えることはできません。ユーザーや操作対象の権限はAPI側で検証します。

D
Authorization: Bearerで送られれば、IDトークンも自動的にAPI用アクセストークンへ変わる

Bearerは提示方法であり、トークンの用途や受信者を変換しません。IDトークンをその形式で送ってもAPI向けaudにはなりません。

解説

OIDCのIDトークンによるログイン結果と、OAuthの保護リソースへ提示するアクセストークンを区別します。本問のAPIはJWTアクセストークンの用途・形式・発行者・aud・期限等を検証する必要があります。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28