応用情報技術者ブラウザ・セッションとAPIの防御オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
利用者のブラウザはexample.comを一度も訪れたことがなく、同ドメインや親ドメインのHSTS情報を持たず、preload登録もない。ブラウザ独自のHTTPS優先機能は無効で、利用者はhttp://example.comを開く。サーバーはHTTPSへ転送し、HTTPS応答にHSTSを付ける。初回接続について正しいのはどれか。
A
最初のHTTP要求はHSTS学習前なので、経路上の改ざんをこの設定だけで防ぐことはできない★ 正解
ブラウザに事前知識がないため、最初のHTTP通信は転送される前に攻撃され得ます。HTTPSリンクや適切なpreload等を別に検討します。
B
後で受け取るHSTSヘッダーが、既に送った最初のHTTP要求も遡って暗号化する
後続のポリシーで送信済みの平文要求を保護することはできません。
C
HSTSはHTTPで受け取った値も常に信頼するため、初回から安全である
HSTSは安全な接続から受け取ったポリシーを扱います。平文HTTPの任意の指示を信頼する仕組みではありません。
D
HSTSを付ければ、証明書の接続先名検証を無効にしても安全である
HSTSは証明書検証の代替ではなく、安全なHTTPS接続を使うためのポリシーです。
解説
HSTSの初回訪問の境界を問う問題です。HSTS学習済みの場合やpreload等の事前設定がある場合と、何もない最初のHTTP要求を区別します。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験
資料確認日:2026-10-28
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