応用情報技術者通信プロトコルの動作と計算オリジナル・公式資料照合難易度
HTTP/2とHTTP/3を比較する。複数の独立ストリームを使う場合の、パケット損失と順序待ちについて適切な説明はどれか。
A
HTTP/3のQUICでは、あるストリームの欠落によるデータ順序待ちを、独立した他ストリームへ広げにくい★ 正解
HTTP/2はTCPの順序付きバイト列を共有する。QUICはストリーム単位の順序配送を持つが、回線の輻輳など共有資源の影響まで消えるわけではない。
B
HTTP/2はTCPを使わないので、パケット損失による接続全体の順序待ちは起きない
HTTP/2はTCP上で複数ストリームを運び、TCP層の順序待ちの影響がある。
C
HTTP/3は信頼性を一切持たないので、欠落した本文は常に破棄する
QUICのストリームは信頼性のある配送を提供し、単なる欠落容認の本文配送ではない。
D
HTTP/3ではストリームが分かれれば輻輳や帯域を一切共有しない
同じ接続や経路の輻輳・帯域など、共通の影響は残る。
解説
HTTP/2はTCPの順序付きバイト列を共有する。QUICはストリーム単位の順序配送を持つが、回線の輻輳など共有資源の影響まで消えるわけではない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験/シラバスVer.7.2・科目A/B表記
資料確認日:2026-11-02
アプリ内の初回回答データ
回答データを読み込んでいます。
同じレッスンの問題
問題 1
1Gbit/秒の回線でRTTが40ミリ秒である。確認応答を待たずに十分なデータを送れるよう、帯域遅延積と同程度の飛行中データ量を確保する。損失等を無視した必要量はどれか。
問題 2
TCP受信側は次に1000番のバイトを期待している。1000〜1499が失われ、1500〜1999だけを先に受け取った。SACK情報とは別の累積ACK番号はどれか。
問題 3
あるTCP送信側で、輻輳ウィンドウcwndは1MiB、受信側の広告ウィンドウrwndは64KiBである。未確認データは0とし、両者の小さい方まで送れるモデルでは何が制約か。
問題 4
IPv4で4000バイトのペイロードをMTU1500の経路へ送る。IPヘッダーは各20バイト、オプションなしで断片化可能とする。最大サイズで分割した各ペイロード長とoffsetはどれか。