LPIC-2IPv6と経路・MTUの切分けオリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆
Linuxホストのeth0とeth1は異なるIPv6リンクに接続され、両リンクにfe80::1というリンクローカルアドレスの相手がいる。eth1側の相手へ接続したい。アドレスに加えて必要になる指定はどれか。
A
DNSの検索ドメインをeth1という文字列へ変える
DNS名の補完ではなく、同じリンクローカルアドレスがどのリンクを指すかの問題である。
B
eth1を指定するスコープIDやゾーン識別子★ 正解
対象リンクを指定し、別リンクの同じfe80::1と区別できる。
C
宛先をIPv4の127.0.0.1へ置き換える
自ホストのループバックとなり、eth1側のIPv6の相手を指定できない。
D
fe80::1をグローバルIPv6アドレスとして全経路へ広告する
リンクローカルというアドレスの範囲を変える操作ではなく、対象リンクを指定する必要がある。
解説
IPv6リンクローカルアドレスはリンク内で意味を持つため、複数リンクの同一アドレスを区別するスコープ情報が必要になる。Linuxでは対象インターフェースのscope IDや%eth1などで指定する。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 201-450(Version 4.5)
資料確認日:2026-10-30
同じレッスンの問題
問題 2
IPv4のTCP接続で小さい通信は成功するが、大きいDF付きパケットが途中の小さいMTUの経路を通れない。経路上ルーターが返すICMP Fragmentation Neededをファイアウォールが破棄していることをキャプチャで確認した。直接妨げられている仕組みはどれか。
問題 3
Linuxで次の出力を得た。ネットワーク名前空間やポリシーはこのコマンドを実行した環境のものとする。この出力だけから読み取れる内容はどれか。
$ ip route get 198.51.100.10
198.51.100.10 via 192.0.2.1 dev eth0 src 192.0.2.20 uid 1000