LPIC-3 仮想化・コンテナ化ネストKVM・デバイス権限とCPU構成オリジナル・公式資料照合難易度★★★★☆
Intel VT-xが使える物理ホストL0で、kvm_intelのnestedはYになっている。L0上の仮想マシンL1の内部でもKVMでL2を動かしたいが、L1のCPUにはvmx機能が公開されていない。ネストしたKVMを利用するために見直す対象はどれか。
A
L1へvmxを公開するQEMUのCPUモデル・機能設定★ 正解
L1内部でKVMを使うために必要な仮想化支援機能を、L0からL1へ公開する設定である。
B
L1のメモリ容量だけを増やす
容量を増やしてもL1にvmxが公開されるわけではなく、示された不足を解消しない。
C
L2の仮想CPU数だけを増やす
L1でKVMを利用できる条件を満たす前にL2のCPU数を増やしても、vmx非公開という原因は変わらない。
D
L2をTCGで動かせば、L1にvmxがなくてもネストしたKVMが有効になる
TCGでのソフトウェアエミュレーションとKVMによるネストしたハードウェア支援は別であり、KVMが有効になった説明ではない。
解説
L0でnestedを有効にするだけでなく、L1側にも仮想化支援機能を見せる必要がある。Intel x86ならvmxを公開するCPU設定を使う。Linuxの公式手順では、ホストCPU機能の引継ぎやvmxを有効にした名前付きCPUモデルを例示している。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-3 305-300 Version 3.0
資料確認日:2026-10-30