LPIC-3 仮想化・コンテナ化ネストKVM・デバイス権限とCPU構成オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
Linuxホストの/dev/kvmは所有者root、グループkvm、モード0660である。利用者devuserはkvmグループに属しておらず、QEMUのKVM起動がPermission deniedになった。CPU支援・カーネルモジュールは正常で、ACLや強制アクセス制御等の別の制限はない。許可した利用者だけにKVM利用を認める対処はどれか。
A
カーネルモジュールをロードし直すだけにする
モジュールは既に正常であり、ファイルのグループ権限不足は再ロードだけでは解消されない。
B
管理者がdevuserをkvmグループへ追加し、新しいログインで反映させる★ 正解
既存のグループ単位の読み書き許可を、許可した利用者へ適用する対処である。
C
/dev/kvmを0666にして全利用者へ読み書きを許可する
アクセスは広がるが、許可した利用者だけに認めるという要件に反する。
D
QEMUのアクセラレーターをTCGに変えれば、KVMのアクセス権も付与される
TCGはKVMを使わない実行方式であり、/dev/kvmのアクセス権を付与するものではない。
解説
モード0660では所有者とグループに読み書きが許可され、その他には許可されない。管理者がdevuserをkvmグループに加え、新しいログイン等でグループ資格を反映させれば、全利用者への許可拡大を避けて/dev/kvmへアクセスできる。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-3 305-300 Version 3.0
資料確認日:2026-10-30