宅地建物取引士土地・建物の性質と構造オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆

鉄筋コンクリート造(RC造)の建物で、コンクリートと鉄筋を組み合わせる基本的な考え方として、最も適切なものはどれか。

A
コンクリートは引張に強く圧縮に弱いので、鉄筋で圧縮だけを補う

コンクリートの基本的な強弱が逆である。引張に対して弱い点を、鉄筋との組合せで補う。

B
コンクリートの圧縮に対する強さと、鉄筋の引張に対する強さを組み合わせる★ 正解

コンクリートと鉄筋が一体に働くことで、材料の性質を補い合う。これはRC構造の基本的な仕組みである。

C
鉄筋を配置すれば、コンクリートにひび割れは一切発生しなくなる

RC部材でも、荷重や収縮等によりコンクリートにひび割れが生じることがある。鉄筋があれば一切発生しないという説明は誤りである。

D
RC造は鉄骨の柱・梁だけで骨組をつくり、構造材料としてコンクリートを用いない

鉄筋コンクリートは、鉄筋で補強したコンクリートを構造に用いる。鉄骨の骨組だけという説明はRC造の定義と異なる。

解説

コンクリートは圧縮には強い一方、引張には比較的弱い。鉄筋をコンクリートと一体に働かせ、引張に対する弱点を補うのがRC構造の基本である。実際の部材には曲げやせん断等も作用し、鉄筋の役割が引張だけに限られるわけではない。

根拠資料・確認情報

対応範囲:2026年度宅建・法令基準日2026-04-01

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28