宅地建物取引士土地・建物の性質と構造オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆
購入を検討する土地の地形を調べると、治水地形分類図で「後背湿地」と分類されていた。この地形の一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。個々の敷地の安全性は、造成履歴や地盤調査等も含めて別途判断する。
A
河川の侵食等で低地より階段状に高くなった、比較的平坦な地形
低地より段状に高い平坦面は、台地・段丘の説明である。後背湿地は周囲より低い低湿地である。
B
自然堤防の背後などにあり、周囲より低く、水はけが悪い低湿地★ 正解
自然堤防の後ろ側などの低い場所に細かな土砂がたまり、湿りやすい地形ができる。浸水が長期化することにも注意する。
C
河岸に洪水の土砂が積もってできた、周囲よりわずかに高い微高地
河岸沿いの微高地は自然堤防の説明である。後背湿地はその背後などの低い場所に分布する。
D
人が土を切り取って造成した平坦地だけを指す地形
人為的な切取りでできた土地は切土地に分類される。後背湿地は河川の氾濫などに関連して形成される自然地形である。
解説
後背湿地は、自然堤防の背後などに広がる、周囲より低い湿りやすい土地である。水が抜けにくく浸水が長引くことがあり、軟弱な地盤の揺れにも注意する。地形分類だけで個別敷地の危険度を断定するものではない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度宅建・法令基準日2026-04-01
資料確認日:2026-10-28