LPIC-2カーネル構築とモジュール管理オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆

自作Linuxカーネルでルートファイルシステムはext4である。ストレージ側ドライバーは利用可能だが、CONFIG_EXT4_FS=mとしており、対応するext4モジュールを含むinitramfsも用意していない。ルートをマウントできない。必要な構成の説明はどれか。

A
rootのUUIDが正しければ、ext4を扱うコードはルートをマウントした後に初めて用意すればよい

UUIDは対象デバイスの識別です。その上のファイルシステムを解釈する実装を利用可能にする役割はありません。

B
ext4.koをマウント前のルート上に置くだけで、カーネルが自動でそのファイルを読める

ext4を読むために必要なモジュールが、その未マウントのext4上だけにあると読み出せません。初期段階で利用できる構成が必要です。

C
GRUBのメニュー名にext4と書けば、モジュールのコードがカーネルへ組み込まれる

メニューの表示名とカーネルのビルド設定は別です。名前を変えても機能を組み込むことにはなりません。

D
ext4をカーネルへ組み込むか、対応するモジュール等を含むinitramfsを起動時に使えるようにする★ 正解

ルートへのアクセスに必要な機能を、ルートのマウント前に用意する二つの基本的な方法です。

解説

ルートを読む前に必要なドライバーやファイルシステムのコードを使える必要があります。組込みにするか、初期ユーザー空間のinitramfsへ必要なモジュールとロード手順をそろえます。実際の生成コマンドはディストリビューションで異なります。

根拠資料・確認情報

対応範囲:LPIC-2 201-450(Objectives v4.5)

資料確認日:2026-10-28

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更新: 2026/10/28