LPIC-2共有の利用者IDと設定反映オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
NFSv3のsec=sys共有で、サーバーの通常ファイルはUID1001所有・mode600である。クライアントの利用者aliceはUID2001だが、サーバーではaliceがUID1001である。rootではなく、ACL、squash、追加の権限付与はない。クライアントのaliceが読めない理由として適切なのはどれか。
A
クライアントが送るUID2001は、ファイル所有UID1001と一致しないため★ 正解
名前の一致だけでなく数値IDの整合が必要になる構成である。
B
同名aliceが両側にある場合、NFSは必ず二重登録として拒否するため
同名の存在を一律拒否するのではなく、設問では数値UIDの不一致が問題である。
C
sec=sysではユーザー名だけを送り、UIDは権限判定に使わないため
この構成では要求の数値UID/GIDが使われる。
D
mode600では、サーバー上の所有者も読む権限を持たないため
mode600は所有者へ読書きを与える。所有者に一致しない点が問題である。
解説
sec=sysでは要求に含む数値UID/GIDを基にサーバーが権限を評価する。両側に同じaliceという名前があっても、UIDが違えばこの条件の所有者権限に一致しない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 202-450(Version 4.5)
資料確認日:2026-10-30