LPIC-2ゾーン記述・TSIG・負のキャッシュオリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
再帰リゾルバーが、ある名前のNXDOMAINを残りTTL180秒でキャッシュしている。その後、管理者が権威サーバーにその名前のAを追加し、権威へ直接問い合わせると新しいAが返る。キャッシュの強制消去はしていない。利用者の再帰問い合わせがすぐには新しいAを得られない理由として適切なのはどれか。
A
Aを追加した瞬間、全再帰リゾルバーの負のキャッシュは自動消去されるので説明できない
DNSの更新が、世界中の再帰リゾルバーへキャッシュ消去を即時通知するわけではない。
B
再帰リゾルバーはNXDOMAINを恒久保存し、以後権威へ問い合わせない
負のキャッシュにもTTLがあり、恒久保存する仕組みではない。
C
NXDOMAINの負のキャッシュが、残りTTLの間使われる場合がある★ 正解
権威の現在の応答と、期限内のキャッシュされた否定応答が一時的に異なることを説明できる。
D
Aレコードを使うためには、同じ名前にCNAMEも同時に置く必要がある
AにCNAMEを重ねる必要はなく、今回の観測を説明しない。
解説
DNSは肯定応答だけでなく不存在の否定応答もTTLの範囲でキャッシュする。権威へ追加しても、既に保存された負のキャッシュは即座に自動消去されない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:LPIC-2 202-450(Version 4.5)
資料確認日:2026-10-30