簿記2級支配獲得後の連結調整オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
P社はS社株式の80%を所有し、S社は当期に総額50万円を株主へ配当した。P社はそのうち40万円を受取配当金に計上済みで、残り10万円は非支配株主へ支払われた。当期の連結損益計算書にP社の受取配当金40万円を残すか。税金・他の調整はない。
A
40万円に80%を掛けた32万円だけを消去する
受取額40万円がすでにP社の持分に対応するため、80%を再度掛けない。
B
非支配株主分10万円だけを消去し、P社分40万円は残す
外部株主への配当と、内部で計上した収益の消去対象を取り違えている。
C
実際に現金を受け取った収益なので、40万円をすべて残す
現金授受があっても、連結グループ内の配当収益は消去する。
D
40万円を全額消去し、連結上の受取配当金には残さない★ 正解
親会社の受取額全額が連結グループ内部取引による収益だからである。
解説
子会社から親会社への配当40万円はグループ内部の利益移転で、連結上の収益として残さず全額消去する。外部の非支配株主への配当10万円とは取扱いを区別する。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度日商簿記(2022年版出題区分に対応する基本学習)
資料確認日:2026-10-30