応用情報技術者開発技術・品質と変更影響オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
外部APIの提供側が応答の必須項目customer_idを別名へ変更した。提供側の単体テストは通るが、旧形式を使う複数社の呼出し元が停止した。利用各社を同時に更新することはできない。再発を防ぎつつ移行する設計として最も適切なのはどれか。
A
提供側の内部テストだけを増やし、公開インタフェースの互換性は評価しない
内部の期待値だけを変更すると、旧形式を期待する外部利用側の停止を検出できないおそれがあります。
B
変更後の新形式だけを直ちに強制し、各社からの障害連絡を移行試験に代える
同時更新できないという制約に反します。稼働後の障害を計画的な互換性検証の代わりにはできません。
C
応答の項目名が変わっても、HTTPSで暗号化すれば互換性が保たれると考える
HTTPSは通信の保護です。JSON等の項目名に依存するプログラムの互換性は回復しません。
D
旧形式の互換性または旧版APIを移行期間中維持し、利用側との契約・結合テストで双方の形式を検証する★ 正解
互換性を保つ移行経路を用意し、公開契約と実際の利用側を含む検証で変更影響を確認する設計です。
解説
公開インタフェースは利用側にも依存を作ります。互換性方針、版の管理、移行期限の合意と、利用側の前提を含むテストを組み合わせます。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 応用情報技術者試験
資料確認日:2026-10-28