基本情報技術者カーネルと実行制御オリジナル・公式資料照合難易度★★★☆☆
常に実行可能な2スレッドを交互に動かすモデルを考える。定常状態で「アプリ処理4ms、切替え処理1ms」の周期を繰り返し、切替え中にはアプリ処理が進まない。他の待ち時間はない。全経過時間に占めるアプリ処理時間の割合はどれか。
A
20%
1/5=20%は切替えに使う時間の割合です。アプリ処理の割合を問われています。
B
25%
1/4=25%は切替え時間をアプリ時間で割った比です。分母には全経過時間5msを使います。
C
100%
切替えに1msを使い、その間アプリ処理は進まないと定義されています。全時間を有効処理へは使えません。
D
80%★ 正解
アプリ処理4msを全経過時間5msで割るので、0.8、すなわち80%です。
解説
1周期の経過時間は4+1=5msで、そのうち有効なアプリ処理は4msです。割合は4/5=80%です。実機の切替え時間やLinuxの標準タイムスライスを1ms・4msと断定する設問ではありません。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度 基本情報技術者試験 科目A・B
資料確認日:2026-10-28
同じレッスンの問題
問題 1
Linux上のアプリが、ユーザーモードからシステムコールでカーネルへファイル操作を依頼する。操作はブロックせず、処理中に別スレッドへの切替えも起こらず、同じスレッドへ戻った。この間に必ず別のプロセスが動いたといえるか。
問題 2
POSIXスレッドを使う一つのLinuxプロセスで、スレッドT1とT2が動いている。プロセス内のメモリについて正しい説明はどれか。
問題 3
一つのCPUを使うOSで、スレッドPは必要な入力データがまだ届かず、ブロッキングI/Oの待ち状態になった。別のスレッドQは実行可能である。PへのCPU割当てについて正しいのはどれか。 シグナル・タイムアウト等による待機の中断は考えない。
問題 5
デバイスの処理が終わるまで、CPUが状態レジスターを繰り返し読む方式を見直す。完了時にデバイス側から通知できるハードウェアを使い、CPUは待つ間に他の仕事を進めたい。基本的な仕組みはどれか。