簿記3級勘定記入と記帳の検算オリジナル・公式資料照合難易度★★☆☆☆
商品を現金20,000円で販売した取引について、「(借)現金20,000円/(貸)売上20,000円」という仕訳全体を記入し忘れた。売上原価の処理はここでは行わない方式で、ほかに誤りはない。この記入漏れがあっても、残高試算表の借方合計と貸方合計の一致について正しいのはどれか。
A
借方合計が貸方合計より20,000円多くなる
片側だけの記入漏れではない。両側が20,000円ずつ抜けているので差は生じない。
B
貸方合計が借方合計より20,000円多くなる
貸方だけが記録されている場合とは異なり、売上の貸方も同時に記録されていない。
C
合計が一致するため、現金・売上の残高にも誤りはない
貸借一致だけでは取引の完全性を保証できず、全仕訳の記入漏れを見逃すことがある。
D
合計は一致したままだが、現金と売上がそれぞれ20,000円過少になる★ 正解
借方と貸方が同額ずつ抜けているため均衡は保たれ、記帳内容は誤ったままである。
解説
借方・貸方の両方が同額ずつ記入されていないため、試算表の左右合計は一致したままである。しかし現金と売上はそれぞれ20,000円過少となる。貸借一致は重要な検算だが、取引全体の記入漏れなど、同額の誤りまですべて検出できるわけではない。
根拠資料・確認情報
対応範囲:2026年度日商簿記(2022年版出題区分に対応する基本学習)
資料確認日:2026-10-30